ピルは生理の負担軽減や避妊に効果が期待されていますが、どこで買えるのでしょうか。
この記事では、ピルが買える場所や正しい買い方、おすすめのクリニックなどを紹介します。
ピルの購入を考えている方や、ピルの効果について気になることがある方はぜひ最後まで読んでみてください。
ロゴ | 最低料金 | おすすめできる方の 特徴 |
クリニック名 |
---|---|---|---|
公式サイト | トリキュラー(国産) 定期配送 2,783円 ※配送料別途 |
※通常価格よりお得な 定期配送制度あり! 安くて続けやすいピルを 探している人 |
クリニックフォア |
公式サイト | 低用量ピル 定期便プラン 1シートお薬代(送料含む) 2,980円~ ※初回決済金額は4,480円〜 (お薬代1ヶ月分+診察代) |
まずは相談から 始めたい人 |
スマルナ |
公式サイト | ルナベル配合錠 ULD/21錠 定期配送 9,070円 ※配送料550円 |
自分に合ったピルを 選びたい人 |
DMMオンライン クリニック |
公式サイト | 低用量ピル・中用量ピル 1or3ヶ月 月額3,223円 ※配送料385円 |
受診しやすいクリニックが 良い人 |
エニピル |
※ピルは公的保険の効かない自由診療です。
※月経困難症に伴う治療では、一部公的保険が適用されます。
【この記事でわかること】
・ピルの基本情報
・オンラインでピル購入ができるおすすめのクリニック5選
・ピルのQ&A
この記事の監修医師: 内野 勝行 医師 帝京大学医学部医学科卒業後、都内の神経内科外来や千葉県の療養型病院副院長を経て、現在金町駅前脳神経内科院長。 14万部突破中の『記憶力アップ×集中力アップ×認知症予防 1日1杯脳のおそうじスープ』(アスコム刊) 3万部突破中の『究極の疲れない脳』(共著アチーブメント出版)の著者。フジテレビ「めざましテレビ」などテレビ出演多数。
ピルの基本情報|気になる副作用や値段をチェックしよう
“ピル”とは、避妊や月経困難症の治療、月経コントロールなどに用いられる薬(錠剤)です。
卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類の女性ホルモンで作られており、一般的にピルといえば、『低用量ピル』を指しています。
副作用が多かった中容量ピルに改良を加えたのが低用量ピル、さらにリスクを抑えたのが超低用量ピルです。
今回は、低用量ピルを中心に、効果や副作用など、基本的な情報を解説します。
ピルの種類と効果|月経の悩み改善や避妊など
ピルは、中容量・低用量・超低用量の3つがあり、さらに低用量ピルは、開発された順番に4つの世代に分けられます。
期待できる効果は、月経困難症やPMS(月経前症候群)などの改善を中心に、避妊、ニキビ改善、月経周期コントロールなど様々です。
ピルによって少しずつ効果が異なり、目的に合ったピルを服用して治療します。
毎日1日1錠を1ヶ月以上飲み続けるのが基本で、症状によって飲み方が変わるため、医師の指示を守って服用してください。
ピルの種類 | ピルの名前 | 改善が期待できる症状・目的 | 避妊目的での使用 | 公的保険適用の有無 ※月経困難症の場合 |
|
---|---|---|---|---|---|
低用量 | 第一世代 | ・ルナベルLD/ULD ・フリウェル配合LD/ULD ※LD:低用量 ※ULD:超低用量 |
・月経に伴う症状 ・ニキビや肌荒れ |
× | 〇 |
第二世代 | ・トリキュラー ・アンジュ ・ラベルフィーユ |
・避妊 ・月経に伴う症状 ・月経周期コントロール |
〇 | × | |
第三世代 | ・マーベロン ・ファボワール |
・避妊 ・ニキビや肌荒れ ・多毛症 |
〇 | × | |
第四世代 (超低用量) |
・ヤーズ ・ヤーズフレックス |
・月経に伴う症状 ・ニキビや肌荒れ |
× | 〇 | |
中容量 | ・プラノバール | ・月経に伴う症状 ・月経周期コントロール ・避妊/緊急避妊 |
〇 | 〇 |
ピルの副作用|吐き気・頭痛・血栓症に注意
ピルを服用すると、吐き気や頭痛、ホルモンバランスの変化による乳房の張りなどが、一時的に起こる可能性があります。
また、重大な副作用として報告されているのが、ピルに含まれるホルモンの影響による血栓症です。
ピルを服用していて、体のしびれなどが表れたら、すぐに医師に相談してください。
脳梗塞・高血圧といった血管系の病気の既往歴や、年齢によっては、服用ができない場合があります。
ピルを安全に服用するために、体調に不安がある方は、予め伝えておきましょう。
副作用 | 吐き気/嘔吐、頭痛、むくみ、不正出血、乳房の張り、アレルギー、血栓症など |
---|---|
服用ができない方・ 注意が必要な症状 |
血管系の病気、心疾患、糖尿病、婦人科系疾患、 妊婦、授乳婦、35歳以上の喫煙者(1日15本以上)、40歳以上 |
避妊目的で使えないピルがある
ピルの中には、避妊目的での使用が認可されていないものがあります。
避妊目的で処方されているのは、第二世代・第三世代の低用量ピルと、中容量ピルです。
その他のピルを自己判断で使用すると、避妊に失敗するリスクが高まるため、注意しましょう。
使用方法を守ることで、正しい効果を得やすくなります。
ピル1シートあたりの平均的な値段|2,000~3,000円
ピル(自費治療)の平均的な費用は、1シート(1周期)あたり、2,000~3,000円ほどになります。
おおよその目安は以下の通りです。
ピルの種類 | 1シートあたりの費用 | |
---|---|---|
低用量ピル | 第一世代 | 600~800円 |
第二世代 | 2,000~2,500円 | |
第三世代 | ||
第四世代 | ||
中容量ピル | 3,000~5,000円 |
保険適用の有無や、クリニックで処方している薬の種類でも値段は変わります。
後発のジェネリック薬は、先発の薬よりも安い値段となるため、費用を抑えたい方は使用を検討してみてくださいね。
ピルは市販されている?安いピルはどこで買える?
まずはピルの基本的な情報についてまとめます。
ピルを買う方法や買える場所など、購入前におさえておきたいポイントを紹介していきます。
【結論】ピルは処方箋がある場合のみ一部薬局で購入できるが、基本的に市販されていない
ピルは薬局で購入できますが、薬局でピルを購入できるのは処方箋がある場合のみです。
そのため、ピルを購入する際にはクリニックで処方箋をもらう必要があります。
薬局に直接行っても購入できないので、注意してください。
海外からの個人輸入が多いネット通販は危険
インターネット上では、海外からの輸入品を購入できる場合もあります。
しかし、個人輸入の場合は偽造品の可能性があり、偽造品を服用するとピルの効果を得られません。
効果を得られないだけでなく、人体に悪影響がある成分が含まれている可能性もあります。
ピルを入手するならクリニックでの処方がおすすめ!
ピルを購入したい方は、クリニックを受診し処方箋をもらいましょう。
自分の体調や服用後の体の変化なども相談できるので、安心してピルを服用できます。
オンラインクリニックなら、自宅にいながら受診ができるので、忙しい方でも気軽にピルが購入できますよ。
ピルを処方してもらうクリニックの選び方3つ
多くのクリニックでピルの処方が可能ですが、自分に合うクリニックを探すのは難しいですよね。
クリニック選びに迷ってしまった方は、以下の3つのポイントを押さえたクリニックがおすすめです。
自宅で診療・配送まで完了!オンラインクリニックを選ぶ
忙しい方は、オンラインで自宅にいながら診察・ピルの購入ができるクリニックがおすすめです。
初診からオンラインで対応してもらえるので、通院せずにピルが購入できます。
土日・祝日に対応してもらえるクリニックも増えているので、自分のライフスタイルに合わせられるのがポイントです。
定価より安い定期便などで便利にピルを購入できるクリニックを選ぶ
効果を得続けるには続けてピルを飲む必要があるため、定期便やまとめ買いなどで割引があるクリニックがおすすめです。
購入忘れも防げて、一石二鳥ですね。
服用目的に合ったピルを取り扱うクリニックを選ぶ
PMSの症状の軽減や肌荒れ改善・避妊などの目的に応じて、より適したピルを選べるクリニックがおすすめです。
事前に公式サイトで取り扱っているピルの種類と、効果について確認しましょう。
ピルのオンライン処方が早くて安い!おすすめクリニック5選
ピルの処方ができる、おすすめクリニック5院を紹介します。
オンラインで完結するクリニックもあるので、自分のライフスタイルに合わせて選んでください。
ロゴ | 料金 | おすすめできる方の 特徴 |
クリニック名 |
---|---|---|---|
公式サイト | トリキュラー(国産) 定期配送 2,783円 通常(2か月分) 6,556円 ※配送料別途 ※他メニューあり |
※通常価格よりお得な 定期配送制度あり! 安くて続けやすいピルを 探している人 |
クリニックフォア |
公式サイト | 低用量ピル/定期便プラン 1シートお薬代 (送料含む) 2,980円~ ※初回決済金額は 4,480円〜 (お薬代1ヶ月分+診察代) ※他メニューあり |
まずは相談から 始めたい人 |
スマルナ |
公式サイト | ルナベル配合錠 ULD/21錠 定期配送 9,070円 通常 10,670円 ※配送料 550円 ※他メニューあり |
自分に合ったピルを 選びたい人 |
DMMオンライン クリニック |
公式サイト | 低用量ピル・中用量ピル 1or3ヶ月 月額3,223円 ※配送料385円 |
受診しやすいクリニックが 良い人 |
エニピル |
公式サイト | 低用量ピル トリキュラー 28 3,000円 ※一万円以上で 送料手数料無料 |
通院も 検討している人 |
イースト駅前クリニック 新宿院 |
クリニックフォア|定期配送システムあり!通常よりお得に処方できる◎
(引用:クリニックフォア)
クリニックフォアは、オンラインでピルが購入できるクリニックです。
予約から決済までオンラインで完結するので、通院の時間が取れない方でも気軽にピルの購入ができます。
定期配送システムも人気があり、予算を抑えられるだけでなく購入忘れ防止にもおすすめです。
クリニック名 | クリニックフォア ※通常価格よりお得な 定期配送制度あり! |
---|---|
料金 | トリキュラー(国産) 定期配送 2,783円 通常(2か月分) 6,556円 ※配送料別途 ※他メニューあり |
初診料 | 1,650円 |
公式サイトリンク | 公式サイト |
クリニックフォアは予約から薬の購入まで全てオンラインで完結するので、忙しくて通院の時間が取れない方におすすめです。
また、最短で当日発送も可能なので、すぐにピルの服用を始められます。
保険診療も行う医師が丁寧に診察してくれるので、ピルが初めての方にもぴったりですね。
スマルナ|「無記名梱包」採用で家族にバレずにピルを入手できる
(引用:スマルナ)
スマルナは、診察を受けたい方と医療機関を結ぶプラットフォームです。
ピル購入時は「無記名梱包」で送ってくれるので、周りにピルの購入がバレる心配がありません。
診察からピルの処方までオンラインで完結するので、婦人科に通院するのはハードルが高いと感じている方にもおすすめです。
クリニック名 | スマルナ |
---|---|
料金 | 低用量ピル/定期便プラン 1シートお薬代 (送料含む) 2,980円~ ※初回決済金額は 4,480円〜 (お薬代1ヶ月分+診察代) ※他メニューあり |
初診料 | 1,500円 |
公式サイトリンク | 公式サイト |
スマルナは、診察を受けたい方と医師をマッチングしてくれるサービスです。
チャットかオンライン通話を選んで相談できるので、顔を見せずに気軽に相談できます。
相談窓口があり、服薬中に気になる症状があった時は無料で相談できるのも嬉しいポイントです。
DMMオンラインクリニック|豊富なピルのなかから自分に合ったものを選べる
(引用:DMMオンラインクリニック)
DMMオンラインクリニックは、オンライン診察に特化しているクリニックです。
ピルの処方だけでなく、パーソナル漢方やドクターズコスメなどの取り扱いもあります。
ピルの種類が豊富に準備されているので、自分に合ったピルを選びたい方におすすめです。
クリニック名 | DMMオンラインクリニック |
---|---|
料金 | ルナベル配合錠ULD/21錠 定期配送 9,070円 通常 10,670円 ※配送料 550円 ※他メニューあり |
初診料 | 自分に合ったピルを 選びたい人 |
公式サイトリンク | 公式サイト |
DMMオンラインクリニックは、ピル処方以外の診療も充実しているオンラインクリニックです。
定期配送の場合は割引があるので、ピルを継続して服用したい方は予算を抑えて購入できます。
ピルの受け取りは自宅以外(コンビニやヤマト営業所など)でも可能です。
エニピル|土日祝日や夜遅い時間帯も受診できる
(引用:エニピル)
エニピルは、ピルの処方に特化したオンラインサービスです。
問診票を送信後、予約不要で30分以内にオンライン診察が受けられます。
土日・祝日も夜24時まで対応しているので、空いた時間に診察が受けられるのが嬉しいポイントです。
エニピルは定期購入の場合割引があるのが大きな魅力です。
1年の定期購入の場合、通常より月々600円お得にピルが購入できます。
アフターピルの処方もしており、避妊に失敗してしまったにもすぐ相談できるのが嬉しいですね。
イースト駅前クリニック 新宿院|自分に適したピルを数種類の中から選択可能
(引用:イースト駅前クリニック)
イースト駅前クリニック新宿院は、ピル処方と頭髪治療専門のクリニックです。
ピルの種類が選べるので、体質や症状に合わせてより適したピルを処方してもらえます。
オンラインと外来の両方に対応してもらえるため、通院も検討している方におすすめです。
クリニック名 | イースト駅前クリニック 新宿院 |
---|---|
料金 | 低用量ピル トリキュラー 28 3,000円 ※10,000円以上で 送料手数料無料 |
初診料 | 通院も 検討している人 |
公式サイトリンク | 公式サイト |
イースト駅前クリニックは女性専用クリニックなので、院内で男性患者に会う心配はありません。
土日・祝日も対応してもらえるため、自分のライフスタイルに合わせて診察が受けられます。
10,000円以上購入した場合は送料無料なのも嬉しいポイントです。
ピルを処方してもらう時の気になる質問
オンラインでのピル処方は一般的になってきましたが、気になることもありますよね。
ここでは多くの方が気になるポイントを3つに絞って解説します。
ピルと併用できない薬やサプリメントはある?
一般的な解熱鎮痛剤やかぜ薬、胃腸薬などは併用しても問題ありません。
しかし、一部の成分を含む薬や健康補助食品と併用した場合、効果が期待できないことがあります。
日常的に飲んでいる薬やサプリメントがある方は、事前に申し出ておきましょう。
保険証はピルの処方時に必要?
ピルの処方は、治療目的の場合は保険適用、治療目的以外の場合は保険適用外になります。
そのため、治療目的でなければ、ピルの処方に必ずしも保険証は必要ではありません。
しかし、PMSや酷い生理痛の改善が目的の場合は保険適用になる可能性もあるので、医師に相談してみましょう。
妊娠に気付かず服用していた…赤ちゃんへの影響は?
これまでの研究では、ピルを服用していても胎児への影響はないとされています。
とはいえ、妊娠に気づいたらすぐにピルの服用は中止しましょう。
ピルは基本的に市販されていない!クリニックで安全に処方してもらおう
ピルは市販薬ではないため、処方箋なしでは薬局での購入はできません。
しかし、現在はオンラインのみで診察からピルの購入までできるクリニックもあります。
通院の時間が取れないという方は、空いた時間にぜひ予約してみましょう。